数ある就労移行支援事業所の中で今回はatGPジョブトレについて解説していきます!
ジョブトレでは障がい別のコース分けと事務職に特化したカリキュラムと二つの強みがあり、この点を中心にメリットをまとめていきましょう。
今回は就労移行支援事業所を活用すると決めている方、迷っている方に役に立つ記事となります。
個人的には仕事の準備をするために就労移行支援事業所ほど有効なものはありません!
就労移行支援事業所自体の疑問や強みついての詳細はこちらからどうぞ↓↓
そしてatGPジョブトレは下記のような方におすすめです。
それでは解説していきましょう!
atGPジョブトレ
atGPジョブトレは障がい者雇用に特化した転職エージェントや求人サイトを運営しているatGPグループの就労移行支援事業所です。
過去に同じatGPグループのatGP転職エージェントも紹介しています。
全国展開している転職エージェントなので就職活動にとても有利になりますので、検討してみてください。↓↓
事業所数は首都圏と関西に合わせて10件と全国に100以上の拠点があるリタリコワークスと比べると少ない印象ですが、事業所が少ないからこそ強みがあります!
就労移行の目的である就職と定着についての数値も見ていきましょう。
就職実績
1つの事業所での平均年間就職者数は平均24名となっており、これは全国の就労移行支援事業所の平均の約7倍ととても多いです。
ちなみに私が以前就労移行で働いていたときは、年間就職者数は10名前後だったので、この数字はかなり多いことが分かりますね。
職場定着率
次に職場定着率です。職場定着率は就職した方が6か月間働けていたか見るもので、ジョブトレでは就職後、半年間働くことが出来た方は91.4%とこちらも高い数値となっています。
定着率の高さは、障がい別でコースを分けていることが一つの要因となっているのですが、これは後程解説しましょう。
この就職者数と定着率の結果があり、ジョブトレ自体の満足度は92%とかなり高い数値です。
atGPジョブトレの強み
atGPジョブトレの大きな特徴は2つです。
この二つはatGPジョブトレならでは強みになります。
一つずつ解説していきましょう。
障がい種別でコースが分かれている
ジョブトレは症状や特性によって下記の5つのコースに分かれています。
特性によってコースを分けることで、カリキュラムを各障がいに合わせて特化することができるのです。
その結果として自身の特性や課題に対して理解を深め、特性に合わせた方法でスキルアップが出来るようになります。
このコース分けは現役就労支援員の私は非常に有効だと考えます。
といった特性があったと場合、1回講義で特性に配慮することが難しく内容が伝わらないまま、終わってしまいます。
こうした時に障がいに特化していれば、より理解しやすくなるのです。
内容に関しても、各障がい特性によって困っていることも変わってきます。
そのため特性に応じた困りごとを周囲と共有しながら解決方法を探せるため、仲間を作ることも出来るのです。
仕事のサポートでも障がいに特化していることで、配慮してほしい項目など過去のデータをもとにサポートすることが出来るため良いことづくしですね
その結果として長く働くための力が養われるため、職場定着の数値に直結してくるのです。
事務職に特化していること
事務職は一番人気と言っても過言ではないほど需要が高い職種で、atGPジョブトレでは、事務職に特化したカリキュラムを提供しています。
人気の理由は様々ですが、
パソコンのスキルがあれば出来る仕事だと思われていることが要因の一つにあります。
しかしこの認識では事務職で継続して働くことが難しいです。
近年ではパソコン、特にWord、Excel、PowerPointは必須スキルになりましたが、事務には報連相を基本としたコミュニケーションや電話対応、来客対応などの対人スキルも重要なポイントになります。
そのためパソコン以外のスキルの習得が出来ていないことで、心が折れてしまう方も数多くみてきました。
しかしatGPジョブトレは事務職に特化していることで、
対人コミュニケーションや電話対応の仕方など、より実践的なカリキュラムを提供しています。
そしてその強みは数値としても上がってきており、就職をした方は94.5%が事務職に就職できているのです。
私個人としては、この二点においては大手のリタリコワークスより上であると考えております。
もちろん、スタッフのサポートがあっての結果ですので、サポート力はかなり高いことも言わずもがなですね!
各コースの紹介
就職に関する訓練と合わせて各コースの特徴がありますのでまとめていきます。
うつ症状コース
対象者
うつ、双極性障がい、適応障がい、不安障がいなどの方に特化したコースです。
特徴
「長く働くこと」に焦点を当て、特性に対して自己対処が出来るようになることを目指していきます。
内容
自分の症状に対しての理解や認知行動療法と呼ばれる考え方に関するトレーニングなどをカリキュラムのなかで行うことになります。
アクセス
首都圏エリアでは
ジョブトレ秋葉原
ジョブトレ横浜(うつコース、発達コース併設)
関西エリアでは
ジョブトレ梅田(うつコース、発達コース併設)
3箇所に事業所があります。
発達障がいコース
対象者
自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠如・多動性(ADHD)、学習障がい(LD)の方に特化したコースです。
特徴
自分を客観的に捉え、強みや特性を活かした「自分らしい働き方」を見つけることが出来ます。
プログラム内容
障がい特性の理解、特性に合わせた時間管理や感覚過敏に対する対策に対するカリキュラムを受けることが出来ます。
アクセス
首都圏エリアでは
ジョブトレ秋葉原
ジョブトレ大手町
ジョブトレ横浜(うつコース、発達コース併設)
関西エリアでは
ジョブトレ梅田(うつコース、発達コース併設)
以上4箇所に事業所があります。
統合失調症コース
対象者
統合失調症の方に特化したコースになります。
特徴
統合失調症ならではの症状や特性とうまく付き合って働くことを目指していきます。
内容
自らの症状の理解を理解して、他者に説明が出来るようになること、服薬管理、自分の強みの発掘
アクセス
首都圏エリアの
ジョブトレお茶の水(統合失調症コース、難病コース併設)
に事業所があります。
聴がい障害コース
対象者
聴覚障がいの方に特化したコースです。
特徴
聴覚障がいであるがゆえに伝わらない、指示が分からないなどのコミュニケーションの課題を解決を目指して行きます。
内容
誰とでも出来るコミュニケーションの取り方を一緒に探します。
手話、チャット、筆談、音声認識ソフトを活用してサポートしてもらえるのでわかりやすく訓練にとりくめます。
アクセス
首都圏
ジョブトレ大手町(発達障がい者コース、聴覚障がいコース併設)
に事業所があります。
難病コース
対象者
難病がある方向けのコースです。
特徴
難病と診断を受けていても、障がい者手帳の取得が出来ないことのほうが多いです。
このコースではそういった場合でも一般雇用で無理なく働く方法を一緒に検討してもらえます。
内容
自身の症状を把握することで、ストレスによっての再発や重症化する症状もあるため、ストレスマネジメントの方法について学べます。
アクセス
ジョブトレお茶の水(統合失調症コース、難病コース併設)
に事業所があります。
では実際に活用した方の口コミを抜粋してみます。
atGPジョブトレ口コミ
atGPジョブトレ口コミをまとめました。
まずは良い口コミから見てみましょう。
ポジティブな口コミ
良い口コミではプログラム、職員さんの対応に関してのコメントが多数ありました。
特にプログラムに関しては、成長するためのきっかけが盛りだくさんのプログラムがだったと感じる方が多かったです。
ネガティブな口コミ
就労移行支援事業所の口コミは、基本的にスタッフさんの評価に関することが多く、atGPジョブトレも例外ではありません。
ネガティブな口コミでは「高圧的な態度だった」と感じたという方がもいましたが、反対にポジティブな口コミには「真剣に対応してくれた」と捉える方もいました。
人対人なので職員の対応には合う合わないは出てきます。見学や体験をしてから利用を決めるようにしましょう。
atGPジョブトレをおすすめする人
ここまでatGPジョブトレの強みなどをまとめてきました。
結論として利用をおすすめする方は
障がい特性に合わせたコース分けをすることによって、専門的な知識や豊富な経験を基にしたサポートと人気職種である事務職で活躍が出来るプログラムは大きな強みです!
さらにatGPは転職エージェントや求人の取り扱いをしている会社です。就職活動のノウハウがしっかりしていることで、就職活動はとても有利に進められる期待が大きいですね。
まとめ
就職活動において就労移行支援事業は強い味方です。
しかし相手も人なので相性が悪いと就職活動どころではなくなってしまいます。
そのためさまざまな事業所を体験や見学をしたうえで自分に合う事業所を探していきましょう。
これから就労移行支援事業所を見ていきたいと考えている方は、最大手のリタリコワークスについてのも記事もぜひ見てみてください。ジョブトレとは違った強みを持っているため損はありません。
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