障がい者雇用の求人票を見るときのポイント解説!

求職者の障がい者雇用

レストランに行って注文をするときに必ずメニューを見ると思います。
就職活動におけるメニュー表が求人票です。
しかし求人票にはいろいろな情報が書いてあって何を見ればいいか分かりにくいです

そんなときに漠然と見るのではなくポイントを絞るだけで格段に見やすくなります。

求人票の「見方」を覚えると求人票は「味方」になります
ぜひポイントを覚えてより良い就職活動にしてください!

この記事の概要
  • ハローワークや転職エージェントでは記載項目は一緒
  • 求職活動の基本は求人をたくさん見ること
  • 障がい者雇用におけるブラック企業は理解や配慮がない会社

それでは行きましょう。
 



求人票とは??

就職活動をした事がある方のほとんどは求人票を見た事あると思いますが、書いてある内容をようやくすると「こんな事が出来る人材が欲しいからこんな条件で働いてください!」という事が書いてあります!

就職活動ではこの求人票を見て応募するかどうかの材料となる情報が書いてあるため、求人票で正しく情報を得る事が就職活動を上手に進める鍵となります!

ハローワークでは一般求人と障がい者求人と閲覧の方法は異なります。
転職エージェントなどについてもサイトが違っていますので注意しましょう。

転職エージェントについての詳細はこちらから↓

ハローワークと転職サイトの記載内容の違い

基本的に記載されている項目は厚生労働省から記載項目が決められている為、ハローワーク、転職サイトどちらを見ても大きな違いはありません。

しかし転職サイトでは会社のPRがしっかり書いてあるため、仕事や職場のイメージが付きやすいといったメリットがあります。

具体的な項目に関してはこの後まとめていきます。

一般求人と障がい者求人の求人票の違い

障がい者求人は障がい者手帳がある方でないと応募ができません。
障がい者求人への応募希望の場合は求人票に下記のような印があることを確認をしてから見るようにしましょう。

障がい者求人には職場環境に関する記載や事前見学の有無に関しての記載がされていることがありますがそれ以外は一般の求人と大きな違いありません。

では求人票を見るときはどんなことをポイントに見たらいいのでしょうか。

障がい者求人票を見る際のポイント

障がい者求人であることを確認

先ほども書いた通り、障がい者雇用での働き方を希望している方は障がい者求人であることを確認しましょう。
転職エージェントなどは障がい者雇用専用のものを使えばすべて障がい者雇用です。

多くの求人を見ること

就職活動の基本は多くの求人に触れることです。少し検索したくらいではなかなか良い求人には出会えません。

同じ業種、職種でも求人によって仕事内容、条件は全然違います。何がどう違うのかは見比べてみないとわかりません。
多くの求人をみて選択肢を増やしましょう

求人募集の広告のイラスト(男性)

条件の見落としをしない

採用後に「思っていた条件と違った」という事を避ける為内容はしっかり読んで見落としが無いようにしましょう!
特に仕事内容、勤務時間、勤務日数、給料などは皆さんよく見るのですが手当賃金の支払い日や保険などを見落とす方もいるので注意しましょう。

家族や支援してくれる方と確認することがおすすめです!

自分の譲れない条件から見る!

事前に就職活動をしていて自分の希望条件に100%合う求人はほぼ無いと思ってください!

「仕事内容」「勤務地」「休日」「時間」「給料」はどれかは必ず希望に沿わないものが出てきます。妥協できる条件と妥協できない条件を明確に分けて妥協できない条件を中心に探していきましょう!

企業の下調べをする事!

求人票だけは企業のことを全て知ることができません。近年ではほとんどの会社でホームページを持っています。気になる企業であればホームページを見るなどして下調べをしましょう。

この作業を怠ると「思った仕事と違う!」ということになりかねません。

パソコンを使う人のイラスト(男性・笑顔)

求人票の中身

求人サイトや転職エージェントなどを活用されている方もいらっしゃると思います。
転職サイトやエージェントはサイトによって記載方法が若干異なるため今回はハローワークの求人票をもとに見方を解説していきます。

求人は大きく分けて7つの項目に分かれています!

  • 求人事業所
  • 仕事内容
  • 賃金手当
  • 労働時間
  • その他の労働条件
  • 会社情報
  • 選考方法

各項目別にポイントを解説していきます!

求人事業所

会社名と本社の住所が書かれています!

本社が勤務先と勘違いされる方もいらっしゃいますが、勤務先は次の項目に記載してあります。

仕事内容

職種、仕事内容、雇用形態、雇用期間、就業場所、通勤方法、学歴、資格、試用期間が書いてあります!

やりたい仕事内容や職種が決まっている方はこの項目から見るようにしましょう!

ポイント
  • 企業によっては障がい者雇用では、その方に合わせた仕事内容を提案してもらえることがあります。そういった場合には「その方に合わせて業務を検討します」と記載があることが多いです。
  • 私の経験の中では業務内容を細かく書かれている求人は、業務内容の相談ができる可能が高いです。
  • 雇用形態はフルタイムであっても正社員であるとは限りません。自分が希望している雇用形態である事を確認しましょう。
  • 会社が求めている資格やスキルが自分には備わっているかよく考えましょう。
  • 試用期間中は労働条件に変更がある場合があります。試用期間中の条件でも問題ないか確認しておきましょう。

賃金、手当

賃金、賃金の形態、通勤手当、締め日と支払い日、昇給、賞与が書かれています!


給料を基準に考えられている方はここから見るようにしましょう!

ポイント
  • 賃金の詳細、賃金形態、支払日は給料に直接かかわる項目なので特に注意して見ておきましょう。
  • 賃金は月給、日給、時給で分かれています。時給計算の場合、勤務日数や時間で給料が変わりますので自分の働き方で生活に支障がないか事前に計算しておきましょう。
  • 固定費などの支払いで困らないよう、給料がいつ支払われるかも見ておきましょう。

労働時間

就業時間、時間外労働、休憩、休日が書かれています!

働く時間が決まっている方はこの項目から見てください!

ポイント
  • 出勤形態が土日祝の固定なのか、シフト制なのかは生活リズムに直結する内容です。休日の取り方も変わってくるため希望する働き方と照らし合わせて考えてみましょう。
  • 残業の多さは心身ともに負担が大きくなります、残業の目安時間が書いてありますので忘れずに確認しましょう。
  • 定期受診をしている方はよく医師と相談して勤務時間、勤務日数を検討するようにしましょう。

 ちなみに求人票の休日の書き方は少し分かりにくいため豆知識として覚えておきましょう!

ちょっと豆知識

休日の書き方に注意しましょう!
週休二日制・・・その月に週休2日が1回以上ある
隔週二日制・・・二日休みと1日休みの週が交互にある
完全週休二日制・・・毎週必ず2日お休みがある
週休2日と書いてあっても年間休日数は確認するようにしましょう!

その他の労働条件

社会保険、退職金、定年の年齢、託児施設などが書かれています!


社会保険とは雇用保険、労災保険、健康保険、介護保険、厚生年金の5つのことを言います。
社会保険に加入するすることが必須である場合は必ず確認するようにしましょう。

ポイント
  • 社会保険は働き方や会社の規模によって加入条件が変わってきます。働く時間が条件内でも会社の規模が足りていないことがあるのでしっかり確認しましょう。
  • 社会保険に加入すると給料から天引きされます。その分手取りの給料が減るため加入したくない方は勤務時間を減らすなど企業と相談する必要があります。
  • 退職金は支給されるための条件がある場合があるため期待している方は条件まで確認しておきましょう。

社会保険については全てしっかり把握している必要はありませんが興味があれば理解しておきましょう。近く改定されますので少しまとめていきます。

ちょっと豆知識

2022年10月から社会保険の加入条件が拡大されます。
社会保険の加入条件の変更内容は下記の通りです。

これまでより加入条件が広がったので注目して求人を探すようにしましょう。

会社の情報

企業情報、事業内容、会社の特徴、就業規則、休業制度、求人に関する特記事項の記載があります!


ここでは企業の規模や福利厚生が書いてあります!
特に特記事項は障がい者求人では重要な情報が書いてあるので必ず見るようにしましょう。

ポイント
  • 企業情報では従業員数の記載と男性社員、女性社員の割合が分かるようになっているので 判断材料になります。これは会社ホームページには記載していないケースも多いです。
  • 休業制度については育休、介護・看護休暇の実績のありなしが分かるので育休や介護などで休暇が必要になる可能性のある方は確認しましょう
  • 特記事項についてはバリアフリーについてや事前の見学の有無が書かれていることがあります。障がい雇用では重要な情報ですので必ず確認しましょう。


求人票では足りない情報は自分で会社ホームページ見て確認をしましょう!

選考等

採用人数、選考方法、結果通知方法、選考場所、応募書類等、担当者について書かれています!

ここでは応募方法についての記載があります!
選考方法が書かれており、書類選考や面接だけでなく、試験が必要な会社もあるので注意しましょう。

ポイント
  • 応募書類の返送に関しての記載は不採用になった際に書類を返す企業と破棄する企業があります。今後の為に取っておきたい方は確認して破棄する企業の場合はコピーを取る等して対応しましょう!
  • 障がい者雇用では事前の見学や体験などを依頼することがあります。そのような場合は担当者の欄に書かれている担当者にハローワークなどから連絡する必要があります。

 



ブラック企業の見分け方

就職活動で一番怖いのはブラック企業選んでしまうことだと思います。

障がい者雇用におけるブラック企業とは一般的に言われる残業やパワハラなどはもちろんですが合わせて障がいへの配慮をしないこと、差別されることが挙げられます。

しかしブラック企業に関しては求人票や事前情報だけで100%見破る事は難しいです。

ですが注意してほしい文言や記載はあるので確認していきましょう。

「アットホームな環境です!!」「若手活躍!!」などの環境アピール

 こうしたアピールはハローワークではなかなか見かけませんが、求人サイトなどではよく見る書き方です。アピールをする企業は都合の悪いことを隠しているかもしれません。

アットホーム→上司の干渉が激しいかもしれない
若手活躍→退職が多くて若手が多いかもしれない

 このように思うと良いかもしれないです!

ノー残業デーには注意しましょう。

ノー残業デーとは週に1~2日程度残業をなくして定時で帰れる日を作ることです。
一見働き方改革で良い取り組みに感じますが、逆に言うとその日以外は残業があるということです。
ノー残業デーではなく基本定時で時折残業がある程度が良いかと思います。

しかし残業がすべて悪いというわけではありません。
私が就職のお手伝いをした方で残業を目的に就職している方もいました。
残業の時間数(原則月45時間以内)や支払い方法で見ると良いかもしれません。

みなし残業、固定残業、裁量労働制には注意しましょう。

 残業代の払い方である「みなし残業」「固定残業」「裁量労働制」と書かれている企業は気を付けましょう。

みなし残業とは決められた時間分の残業代は残業有無にかかわらず給料に追加されているというものです。固定残業や裁量労働制も意味は同じです。

例えば20時間のみなし残業含むなどをの記載があれば20時間分の残業代は最初から支払われます。
給料が高くなる、残業しなくても残業代がもらえると思っていると大変なことになります。

そのような仕事は最低20時間の残業はする前提で仕事をしますので仕事量は多いです。またみなしをもらっているのであれば残業しなくてはいけないという空気感もあり、なかなか定時で帰ることが出来ない場合もあります。
また20時間以上残業はその分企業が残業代は支払う義務がありますがごまかしやすいため未払いという会社もありますので注意しましょう。

休日数

あきらかに休日数が少ない企業も要注意です!
法的には週に1回は最低1日休みを取る必要があります。年間休日数で見てみましょう。

年間休日の例
  • 週休1日の場合→年間休日52日
  • 完全週休2日の場合→年間休日104日
  • 完全週休2日+連休や祝日の場合→年間休日120~125日

個人の希望にもよりますが個人的には年間110日以下は少ないと感じます。

募集期間が長い

いつ見ても求人を出している企業は人の入れ替わりが激しい、もしくは人気がない求人です
辞める人が多いので求人を出さざるを得ない企業である可能性が高いです!

こういった求人を見極めるため求人を多く見ることが重要になります。

見学や体験ができない

障がい者雇用の進め方として見学や体験をして職場の雰囲気や作業の内容を直接体験することでイメージを深めることができます。

こうした体験や実習が出来ない会社は障がい者雇用の理解が少ない可能性があります。
ただし職種によって顧客情報の漏えい防止や企業秘密の漏えい防止の観点からできないこともあります。

障がい者雇用の実績

これまでの障がい者雇用の実績の有無については重要なポイントになります。
障がい者雇用での経験が多い企業はある程度仕組みや理解がありますが、障がい者の経験が少ないまたはない場合は理解が少ない可能性があります。

理解が少ない企業においては障がい者雇用のサポートをしてくれるサービスを活用しましょう。

最初にも書きましたがブラック企業は求人だけで100%は分かりません。
上記のポイントに当てはまっても当然ホワイトな企業もあります。求人だけでは判断はできないためあくまでも参考程度に考えましょう。

まとめ

今回は求人についての解説をしました。

この記事のまとめ
  • 求人票を見るポイントは5つ
    • 障がい者求人であることを確認する
    • 多くの求人を見る
    • 条件の見落としをしない
    • 譲れない条件から見ていく
    • 企業の下調べをする
  • ブラック企業の見極めは100%できないので下調べをしっかりすることが重要
  • 各項目のポイントをよく確認することが重要

ハローワークは公的機関であるため分かりずらい表現などもあるため見ずらいと思うかもしれません。

しかし内容はすべてが重要なものなのでしっかり確認して就職活動を有利に進めていきましょう!

質問や疑問点、ご意見がございましたらお問い合わせからご連絡ください!

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