近年の障害者求人の動向では、非常に職種の幅が広がって来ており、
ひと昔前の軽作業のような求人だけではなく、IT系や資格を活用するような仕事も増えて来ています。
職種が増えるということ=可能性が増えているということです。
そのため就労移行の役割は、
就職をするための基礎スキル習得といったこれまでのスキルアップだけでなく
「資格取得」や「専門スキルの習得」などプラスαのスキルアップができることがポイントとなってきます。
そこで今回はハイレベルなスキルアップにピッタリな「就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)」をご紹介します。
そして専門スキルを身に着けるメリットも合わせて紹介していきましょう。
就労移行支援事業所の基本についてはこちらを参照↓
キズキビジネスカレッジ(KBC)の概要
「キズキビジネスカレッジ(KBC)」は株式会社キズキという会社が行っている就労移行支援事業所です。
まずは株式会社キズキがどんな会社なのか見ていきましょう。
株式会社キズキの取り組み
「何度でもやり直せる社会をつくる」というスローガンをもとに様々な事業を行っています。
障害支援だけでなく不登校や生活困窮家庭などを対象とした事業を行っている会社です。
キズキビジネスカレッジ(KBC)の拠点
事業所は東京、神奈川、大阪の5箇所の拠点があります。
新宿御苑校
東京都新宿区四谷4-31 四谷TSビル1F
新宿校
東京都新宿区新宿5-10-14 新宿NTビル4F
横浜校
神奈川県横浜市西区浅間町1-6-5 横浜西口K&Kビル5F
大阪梅田北校
大阪府大阪市北区豊崎3-9-7 いずみビル4F 403号室
大阪梅田校(令和6年8月1日開所)
大阪府大阪市北区曾根崎1丁目2-9 梅新ファーストビル 10F
在宅の利用も相談可能
利用に関しては、在宅での訓練と月に一度の面談にも対応しているため遠方でも利用可能です。
ただし、在宅の利用には、市町村の許可が必要になりますので、
在宅を希望している場合は、お住まいの市町村に必ず確認をしましょう。
キズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴
ここからはキズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴をまとめていきましょう。
大きな特徴としては、大きく3つ
自己理解を中心に就職活動の支援を行っている
就職活動において「自己理解」というのはとても重要な要素です。
なぜなら、
自分の障害、特性、苦手、得意を知っていることは自分に一番合っている職場を見つけやすくなるためです。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、個別面談を通して「悩み」や「メンタルの不調」などの聞き取りを通じて、自分の特性や苦手を理解して対処法を見つけていくことを大切にしながら就職活動を進めていきます。
精神や発達障害に特化している
キズキビジネスカレッジのホームページを開いて一番最初に出てくるのがこちらです。
最近では、特定の障害に特化している事業所は増えてきていて、
障害を特定することで、より特性に合わせた就職活動ができることが特徴です。
さらにキズキビジネスカレッジ(KBC)はスタッフも同じく発達障害や精神疾患の診断を受けたことがある人も多く、本当の意味で共感と経験を伝授してもらえる可能性が高いです。
ほかでは学べない専門スキル
会計・マーケティング・WEBデザイン・プログラミング・動画編集・ビジネス英語などを初心者向けの基礎から応用まで学ぶことができます。
数多くの科目があるということは、
習得できる選択肢が増える=自分に合う職種を見つけやすいということです。
「IT系に進みたいけど何が自分にあっているのかわからない」という方にはうってつけの事業所かもしれません。
数字でみるキズキビジネスカレッジ(KBC)の実績
ホームページで出している数値から、その事業所の強みがわかります。
キズキビジネスカレッジ(KBC)が出していた数値は、こちらの4つ
この数値からわかることは、以下の3つが挙げられます。
これらの特徴を踏まえて、利用のメリットとなる強みを解説していきましょう。
キズキビジネスカレッジ(KBC)の3つの強み
ここからは、キズキビジネスカレッジ(KBC)の強みを、私の見解も含めてまとめていきましょう。
私が思う強みは大きく3つです。
専門的知識の習得ができる
専門的な知識の習得ができることには、いくつもメリットがあります。
具体的には
- ハイクラス求人への応募資格の取得
- クローズでの可能性
- フリーランスの可能性
など
といったさまざまな可能性が広がります。
特にスキルがあるというだけで、一般求人(障害者の雇用を想定していない求人)にも、応募の可能性は大きく広がります。
そのため、応募できる求人の幅が広がるだけでなく、高いレベルの給料が望めるチャンスもあるかもしれません。
高い就職率
就職率というのは、その事業者が就職までに導く力があるのか重要な指標となります。
全国の就労移行支援事業所の平均では就職率は52%と言われています。
しかしキズキビジネスカレッジ(KBC)のでは83%とかなり高い水準となっています。
大手と言われる、「リタリコワークス」「ウェルビー」などは就職率ではなく就職人数で公表しているため比較がしにくいですが
10名中8~9名就職していると考えると就職率は高いと言えるでしょう。
ちなみに、就労移行利用して就職しなかった人の多くは体調不良による退所が最も多く、あとはA型・B型事業所の利用に変更される方もいます。
スタッフの障害理解度の高さ
障害の理解に関しては、当事者同士の方が分かり合えます。
これは私も、知識として理解していても本当の共感が出来てないと感じることもあります。
その点、診断を受けた経験があるスタッフがいるというのは支援してもらう側としては悩みの共感や新たな気づきができることにつながるためとても重要です。
キズキビジネスカレッジ(KBC)の口コミ
googleの口コミをまとめてみました。
各事業所のへのコメントを抜粋してみました。
ポジティブな口コミ
ほぼ良いコメントで埋め尽くされていましたがその中でも抜粋をすると
就労までのメンタル面でのサポートだけでなく、資格習得やポートフォリオに繋がるような実務的な講座やキャリア担当の方による定期面談なども提供しています。
講座などを通して他の利用者の方と話す機会が多い一方で、黙々と課題や資格勉強に取り組む時間も作ることが出来る場所で、非常に満足の行く就労準備ができました。
私は通所の途中で体調の変化や進路変更があったため、それに合わせてeラーニングや集団講義など学習方法を選べたことにも助けられました。
スタッフとの面談は定期・随時行われ、心理状態、体調、学習進度、就活状況などを相談できます。
直接的な指示よりも、「こんな選択肢もあるのでは」「こういう考え方もできるのでは」といった共に考えていくような視点からの助言が多かったように思います。経験に基づいた的確な助言を得られて、「そうだよなー」と気付かされることが度々ありました。
「スキル習得」、「自己理解」、「スタッフさんの対応」の良さに対して評価をしている方がほとんどでした。
ネガティブな口コミ
ネガティブなコメントはほとんどありませんでしたが、その中でもあえて挙げるとしたら
会計やwebマーケティングなどありますが特にそれらを勉強したからといってその道の職業につけるわけではありません。ほんの趣味程度に勉強するぐらいのノリでした。
といった意見もありました。
今回口コミを見ていたら、すべての口コミに対して、事業所の方から返信をするといった丁寧な対応がされているのがとても印象的でした。
キズキビジネスカレッジ(KBC)をおすすめする人
これまでの内容をもとににキズキビジネスカレッジ(KBC)をおすすめする人はこちらのような方です。
これらの希望がある方に関してはうってつけの事業所だと思います。
ぜひ検討してみてください。
まとめ
キズキビジネスカレッジ(KBC)の紹介をさせていただきました。
就労移行を選ぶポイントはプログラムの内容だけでなく、雰囲気が自分に合うのかがとても重要です。
今回の記事で興味が出た方は、ぜひ見学や体験をして雰囲気を感じて見てください。
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