【障害者雇用】在宅勤務の求人ってどうなの?在宅の働き方を解説!

求職者の障がい者雇用

今や珍しくなくなった「在宅勤務」「テレワーク」障害者専用求人でも在宅勤務の求人も増加傾向にあります。

一方でテレワークで働き方を望んでいる方も、新しい働き方になかなか手が出しづらい部分もあると思います。

今回は在宅勤務を中心にテレワークでの働き方についてまとめていきます。

通勤が苦痛だな~
人が多いところは苦手だし、そもそも近場に仕事がないしな~

それなら在宅勤務も検討してみたらどうかな?

なんか聞いたことあるけど、そんな新しい働き方大丈夫かな?

そうだよね。今回は障害者雇用の視点から在宅勤務について解説をしていこう。

この記事の概要
  • テレワークと在宅勤務はほぼ同じ意味
  • 在宅勤務のメリットは大きいがデメリットも検討しないと失敗する
  • 在宅勤務の求人は昔より増えてきている
  • おすすめの探し方は転職エージェント

それではいきましょう。



在宅勤務

在宅勤務とは

「在宅勤務」は会社に出勤することなく、自分の家で仕事が出来る働き方を指します。

似た意味で「テレワーク」というものがありますが、職場以外で働くことの総称です。

会社外での働き方は「在宅勤務」やカフェなどで仕事をする「モバイルワーク」、さまざまな方が共同で仕事をする「コワーキング」といった働き方があります。

これらを総称してテレワークと言います。

在宅勤務は通勤時間が無くなり時間を有効活用出来るようになるなど需要が高まっています。

この流れは障害者求人でも少しずつ増えていて、厚生労働省でも障害者雇用としてテレワークを推奨しているんだ!

確かに在宅求人って最近見るような気がする
でも在宅するとどんなメリットがあるの??

じゃあ在宅で働くメリットを見ていこう!

在宅勤務のメリット

在宅勤務の4つのメリット
  1. .通勤をしなくて良い
  2. 人間関係のストレスが軽減する可能性がある
  3. 自分の集中出来る環境を作ることが出来る
  4. 勤務地の制限が少ない

通勤をしなくて良い

在宅勤務の最大のメリット通勤が無くなる事です。

特に身体的、精神的な理由から移動が困難な方にとっては勤務条件の幅が各段に上がります。

実際に私が支援した方は
通勤をすれば2時間ほど掛かる企業に就職しましたが、在宅勤務のため起床して30分で業務を開始が出来ています。


他にも様々な事情で地方に住んでる方、スキルアップに時間を使いたい方など多くの方にとって時間を有効に活用出来る事は間違いありません。

人間関係のストレスが軽減する可能性がある

自宅で仕事をするため、余計な雑談などは少なく人間関係でのストレスは軽減する可能性があります。

報告・連絡・相談等は頑張れるけど雑談は苦手な方はストレスが軽減になります。

ただしコミュニケーションおいてはテレワークならではのデメリットもあるため後程解説します

自分の集中出来る環境を作ることが出来る

周囲には誰もいないため、自分の働くスペースを自由にカスタム出来ます。
そのため自分が集中出来る環境を好きに作ることが出来るのは魅力的かもしれません。

ただし、画面に映る範囲はシンプルにする必要があるので気を付けましょう。

勤務地の制限が少ない

通勤に制限がないことから日本中で仕事を探すことができます。
そのため求人の条件を広げることが可能になります。

ただし、在宅の条件に週一回通勤などの規定がある可能性もあるので求人をよく読みましょう。

通勤で人混みが苦手な僕にはピッタリの働き方だよ!!

働く環境を自分で調整が出来る事は在宅勤務の魅力だよね。
過去には机の周囲にフィギュアを置いてリラックスをしながら仕事をしている人もいるぐらい、オフィスでは出来ない環境を作れるんだよ!

でもメリットがあるということはデメリットもある?
こんなにいい事尽くめならないんじゃない?

お残念ながらデメリットもあるんだよ。じゃあデメリットも確認してみよう!

在宅勤務のデメリット

在宅勤務の4つデメリット
  1. .指示や指導が分かりにくい
  2. OA機器のトラブルに対処する必要がある
  3. 気持ちの切り替えが難しい
  4. 職種が限られる

コミュニケーションが取りにくい

基本的にコミュニケーションの方法はメール、電話、ZOOMなどのビデオチャットを使用して行います。そうなると指示や指導だけでなく、報告、連絡、相談のタイミングも分かりにくいためコミュニケーションは取りづらくなります。

そのため障害枠での求人では

  • 入社後2ヵ月は出勤あり
  • 週に1日通勤あり

といった出勤をする事でコミュニケーションを取る機会をするケースが多いです。

また在宅ではコミュニケーション自体が少ないと考えている方も多いですが、意外と多いです。
とある企業では仕事中、4回ZOOMをつなぐといった方法をとっていました。

会社によって違いますが、コミュニケーションが少ないと考えるのはやめた方がいいかもしれません。

OA機器のトラブルに対処する必要がある

基本的にはパソコンなどの機器は貸与されることが基本です。
万が一パソコンにトラブルがあったときは自分で対処する必要があるため、OA機器が苦手な方には少し大変かもしれません。

またネット環境はご自身で整える必要があります。
これらの費用に関しては、ご自身で負担することになるケースが多いですが、勤務時間の通信費や光熱費は一部支給してくれる会社もあります。

気持ちの切り替えが難しい

基本的に自宅兼職場となる為、気持ちの切り替えを意識的にする必要があります。

例えば
  • 仕事中にテレビが気になる
  • 同居者の生活音が気になる
  • 休みの日なのにパソコンを見ると仕事のことを考えてしまう
  • 帰宅の必要がないため残業をしてしまう

などが挙げられます。

私も在宅での勤務を1日だけ経験しましたが、子供の声やテレビの音に気を取られしまい、仕事に集中できませんでした。

通勤であれば移動中や職場で気持ちを切り替えることもできますが、在宅では意識的に切り替える必要があります。

職種が限られる

基本的に在宅勤務に関しては事務、電話オペレーター、TI関係の求人がほぼ全てを占めています。そのため、パソコンが苦手な方にとっては在宅で出来る求人はほぼないと言っても過言ではありません。

在宅での仕事を希望している方は、パソコンの基本スキルは最低条件として習得しておくことをおすすめします。

なるほど!在宅で働くって意外と大変なんだ

自分で仕事や気持ちをコントロールすることが必要!しっかりデメリットを把握して応募することが大切だね!

テレワークの求人

デメリットもあるけど自分に合ったメリットが多いから応募してみたい!!
けどあまり多くないんでしょ??

じゃあどのくらいの求人があるのか「dodaチャレンジ」を活用して見てみよう!

テレワーク求人の数

今回は障害者雇用の転職エージェント「dodaチャレンジ」からテレワーク、在宅勤務の求人の数を見ていきましょう。

令和5年4月現在dodaチャレンジで公開されている求人は全国で検索したところ1,394件ヒットしました。

引用元:dodaチャレンジホームページ

そこから「在宅勤務制度」にチェックを入れて検索したところ

372でした。これは全体求人の3割弱程度が在宅求人ということになります。

職種によっては難しい場合もありますが、さらに増えてくることを考えると在宅の働き方の可能性は決して狭くないことが分かります。

なるほど思ったより求人ってあるんだね!
でもどうやって探すのがいいんだろ??

在宅求人の探し方

在宅求人は転職エージェントやハローワークから探せるよ!私のおすすめのエージェントはこの3社!

dodaチャレンジ

CMでも有名なDodaがもとになっている障がい者雇用に特化しています。現時点で転職エージェントの中では求人数がトップレベルに多いです

特に転職エージェントは地方の求人には弱い印象ですが、地方にも求人も扱っていることや新卒や有名企業などのいわゆるハイクラスの求人も扱っているため、利便性はかなり高くおすすめです。

また先ほども述べた通り、在宅の求人も全体の3割程度と在宅求人の数も多いため、登録しておいて損はないでしょう。


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アットジーピー【atGP】
障がい者雇用のエージェントの中ではトップクラスの実績があるパイオニア的な存在です!

在宅求人の数は400件程度とdodaチャレンジより多めです。

atGP の運営会社「ゼネラルパートナーズ」は障がいをお持ちの方の就職・転職に特化してして事業を行っている会社です。そのため他のエージェントと比べると障がい者雇用に対してのノウハウは頭一つ抜けている印象で、dodaチャレンジと同様登録して損はないです。

対面の面談は東京、大阪、名古屋のみですがWEBの面談もできるので全国で対応してくれます。

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DIエージェント

DIエージェントは一般のエージェントでも珍しい在宅求人専門の転職エージェントです。

このエージェントで紹介される求人はすべて在宅の求人であり、ほかのエージェントには求人があることも魅力的です。

また在宅に特化しているということは在宅でのサポートにも長けているということです。

独自のサポート体制を整えて就職後の定着を後押ししてくれます。

まとめ

この記事のまとめ
  • テレワークと在宅勤務はほぼ同じ意味
  • 在宅勤務を検討するときはメリットに目が行くがデメリットも考える必要がある
  • 以前に比べると在宅勤務の求人は増えてきているため検討に入れても良い
  • おすすめの転職エージェントはdodaチャレンジ、atGPエージェン、DIエージェント

今回は障害者雇用における在宅勤務についてまとめました。

どうしてもメリットに目が行きがちの働き方ですが、デメリットから目を背けてしまうと失敗してしまう確率が上がります。

しっかりとデメリットを確認してから応募するようにしましょう。

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