【障害者雇用】通常求人と違う?障害者求人が増えるタイミングを解説!

求職者の障がい者雇用

就職活動を始めようと思った時に求人が少ないと思うことはありませんか?求人が少ないタイミングで初めてしまうと、限られた求人の中から仕事を探すしかありません。

一般的に求人が増えると言われているのは、8月~9月と2~3月いわゆる決算と年度末に掛けて多くなると言われていますが、障害者求人は時期が異なります。

今回は、障害者求人が多く出るタイミングと就職準備のタイミングについてまとめていきます。

この記事の概要
  • 求人が多い時期は年に2回
  • 就職活動を始めるタイミングは、2ヶ月前
  • 就職活動のコツは、「応募すること」

 



障害者求人が多く出るタイミング

早速障害者求人が出るタイミングについてまとめていきます。

一般的な求人は、決算時に求人が増える

通常であれば求人は、4月入社と10月入社を目指して求人出していきます。

この時期を目指す理由は「決算」と呼ばれる企業の区切りの時期であり、事務的にも入社しやすいことが挙げられます。

クローズでの就職を望んでいる方は、上記のタイミングを意識すると良いでしょう。

しかし障害者求人の年間の動向は少し異なります。

障害者求人は年間を通して変動は少ない

基本的に障害者求人に関しては、年間を通して大きく求人数に変化があることはありません。

その理由としては

  • 障害者求人を出している企業がそんなに多くないこと
  • 受け入れ準備に時間が掛かること

が挙げられ、年間を通して大きな増減することは無く、企業の準備次第で求人が上がることになります。

変動が少ない障害者求人ですが、制度的な問題で求人が増える可能性があるタイミングがあります。

求人が増える可能性があるのは3~5月と9~11月

制度の都合上、障害者求人が多くなる時期は大きく年2回。

3~5月と9~11月です。

求人が増える理由は「ロクイチ報告」

3~5月と9~11月に求人が増える大きな理由として「ロクイチ報告」というものがあります。

ロクイチ報告とは

毎年6月1日に企業は、ハローワークに障害者雇用の雇用人数を報告する義務があります。これを「ロクイチ報告」と呼びます。

このロクイチ報告で規定の雇用人数に達していない企業は、ハローワークから雇用をするように指導が入ることになります。

なので

ロクイチ報告に間に合わすため、6月までに入社を目指す3~5月と

ハローワークからの指導が入り、求人出すタイミングである9~11月

制度を考えるとこの時期が一番求人が出やすい時期になります。

ではこのタイミングを踏まえて、いつから就職活動を始めたら良いのでしょうか

就職活動のタイミング

求人が出やすい時期は3~5月と9~11月と説明しました。

では就職活動はいつから始めていくと良いか解説していきます。

就職活動を始めるタイミング

就職活動は就職をしたい月から数えて最低2ヶ月を見ておくと良いでしょう。

求人が増える時期に合わせるのではあれば1月・7月頃です。

2ヶ月の理由には思ったより就職活動に時間が掛かることがあります。

例えば、障害者求人に応募した際の進め方の一例としてはこのような流れになります。

この例でいうなら大体1社につき、1ヶ月は掛かる計算になります。

また1社決まると良いですが、実際には採用が決まるまで数社応募する方が多いです

実際にX(旧Twitter)にてアンケートを取った結果がこちらです。

アンケートの結果としても1社で終わるより、数社応募する方の方が多いです。

そのため、就職したいと思っているタイミングから2ヶ月程度は、確保しておくと良いでしょう。

では就職活動の準備はどんなことが必要なのかまとめてみましょう。

就職活動の準備に必要なこと

就職活動する上で準備することは下記の3つ。

就職活動で準備すること
  1. 自己理解
  2. 応募書類
  3. 身だしなみ

自己理解

自己理解とは自分のことを理解することです。

具体的には
  • どんな仕事がしたいのか又は向いているのか
  • どんな条件で働きたいのか
  • 障害の状態
  • 配慮してほしいこと

など

まずは、自分の希望や状態を正確に把握し、伝えられるようにすることが重要です。

応募書類

応募書類とは企業への応募する際に、作成する書類のことです。

具体的には
  • 履歴書(経歴・資格のみ)
  • 職務経歴書(経歴・障害についてのみ)
  • 送付状

のことです。

これらは、応募先が決まってから書く方も多いですが、事前に用意しておくとスムーズに就職活動を進めることが出来ます。

ただし、履歴書の志望動機や職務経歴書の自己PRなど、応募先によって修正をしていく必要があります。できる範囲で作成しておきましょう。

履歴書や職務経歴書の書き方のポイントや障害者用のフォーマットなどはこちらから

身だしなみ

身だしなみは、見学や面接などにはスーツなどいわゆるフォーマルな服装が望ましいです。

こうした準備は事前にしておくと、面接前に慌てる必要はありません。

面接にどのような準備が必要なのかは下記を参照してください。

【まとめ】就職活動に重要なことは数打つこと

まとめ
  • 求人が多い時期は年に2回。3~5月と9~11月
  • 就職活動には2ヶ月ほど時間が掛かる
  • 就職活動は事前に準備しておくことで、スムーズに進められる

最後に就職活動で最も重要なことをお伝えします。

それは「出来るだけ多く応募すること」です。

障害者雇用で働いている方の就職活動の平均応募数は3~5社ほど

つまり応募しても、不採用になることもあるということです。

なので応募する企業は1社に絞るのではなくて、第3希望程度まで広げながら就職活動をする必要があります。

そのため、就職活動の時期や求人サイトのや転職エージェントを活用して、多くの求人に出会うことが重要になります。

少しでも多くの求人を見て応募してみましょう。

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