障がい者雇用専門の転職エージェントDodaチャレンジを徹底解説

求職者の障がい者雇用

就職活動で最も重要なのは、求人をたくさん見ること、サポートをしてくれる機関を味方につけるこの2つです。その両方の機能を果たしてくれるのが転職エージェントです。

近年では転職に欠かせない存在となってきており、転職エージェントを利用することで格段に満足がいく転職ができる可能性が高くなります。

当然障がい者雇用専門の転職エージェントも存在します。
転職エージェントをもっと活用してより良い就職活動が出来るよう紹介をしていきます。

また私自身も以前エージェントで勤務していた経験から得た知識も交えた解説もしていきます。

今回は数ある転職エージェントから最大手と言われるdodaチャレンジについてまとめていきます!

まず結論から述べると

dodaチャレンジの利用をおすすめする方

・転職エージェントをまだ登録したことがない方
・首都圏やその他の地方都市で就職活動をしたい方
・IT系や事務系の職種で探している方
・ハイキャリアの求人を狙っている方

以上です。

それではまとめていきましょう!

転職エージェントとは

転職エージェントの概要を改めてまとめていきます。
転職エージェントは就職活動をサポートする無料の職業紹介サービスのことです。

無料で利用ができるため就職活動の強い味方になるサービスです

現在の転職活動では約70%の方が何かしらのエージェントを活用していると言われており、さらに一般の雇用に限らず障がい者求人でもエージェントを使う企業が増えていきています。

エージェントを使うメリットは

・多くの非公開求人に出会える
・就職のサポートをしてくれる

などが挙げられます。
転職エージェント全体の詳細はついてこちらでまとめています。↓

その中で今回は、大手と言われるDodaチャレンジについてまとめていきます。

Dodaチャレンジとは

Dodaチャレンジは転職業界の大手と言われるパーソルグループが特例子会社として設立した、パーソルチャレンジが行っている障がい者雇用専門の転職エージェントのことです。


俳優の林遣都さんがCMをしているdodaグループのサービスの一つで

ちなみに・・・

特例子会社とは

一般企業でありながら障がい者雇用に力を入れている会社のことです。
大きな会社であれば法定雇用率の関係で障がい者雇用を推進する必要がありますが、法定雇用率が上がりすぎると雇用人数が多すぎてしまうため、その代わりに障がいをお持ちの方を雇用する会社を作ることで雇用の促進と法定雇用率を図れる制度です。

パーソルチャレンジという会社では他にも
一般就労をサポートする就労移行支援事業所 「ミラトレ」

IT系に特化した就労移行支援事業所「Neuro Dive」

障がいの有無にかかわらず大学生を対象とした
「コミュニケーション・サポート・プログラム」

などの事業を行っています。

その中でもdodaチャレンジは障がい者雇用エージェントではトップクラスの求人数と転職率誇っている最大手と呼ばれるサービスの一つです

Dodaチャレンジの強み

Dodaチャレンジの転職エージェントとしての強みは大きく3つです。

  1. パーソルグループの求人数の豊富さ
  2. 圧倒的な就職活動に対してのノウハウ
  3. 障がいに対する知識の豊富さ

パーソルグループの求人数の豊富さ

パーソルグループは人材派遣、職業紹介の大手のためグループ内でかなりの企業とのつながりがあります。このつながりの影響か現在の公開求人数は全国で約1,600件となっています。

さらに非公開求人は全体の9割ということで実際の求人件数はさらに多いということです。

求人誌のイラスト


最初にも述べましたが、就職活動において最も有効なのは多くの求人を見ることです。この数の求人を見逃すことは就職活動においてはかなりの痛手になります。逆に利用することでより自分の望む就職先に出会えるチャンスが増えることになります。

圧倒的な就職活動に対してのノウハウ

親会社が職業紹介をしているため、就職活動の知識は群を抜いています。希望の会社へ転職が出来るようにプロの目線から就職活動をサポートしてくれます。

グループディスカッションのイラスト

こうした大きな会社ではグループとしての連携もあるため企業間の繋がりも強く、相手企業との信頼関係もあるため交渉もスムーズに進めてくれるので有利に就職活動を進めることが出来る強い味方です。

障がい、障がい者雇用に対する知識の豊富さ

特例子会社であるため障がい者雇用に対しての知識も豊富です。
実体験に基づいた知識や経験があります。さらに一般企業で働くために訓練する就労移行支援事業所もやっているため働きたい求職者(仕事を探している方)の気持ちと雇用をする会社側の気持ち両方が分かるため双方の視点に基づいたアドバイスをしてもらえます。

働く障害者のイラスト

アドバイザーは知的、身体、精神ごとに選任のアドバイザーがいるため相談しやすい環境になっています。

以上の強みは数値としても現れており満足度、職場定着率ともに94%を達成しています。

引用元:dodaチャレンジ

職場定着率は自身が働きたいと思うモチベーションを維持できないとこの定着率は出てきません。モチベーションが上がるのは自身が希望した仕事でなおかつ良い環境であることは必須です。そういった転職に結び付けることが出来ているdodaチャレンジはおすすめです。

ここまで、dodaチャレンジの強み(メリット)を紹介してきましたが、デメリットも紹介していきます。しかし私は登録が出来ませんのでdodaチャレンジの口コミをもとに紹介をしていきます。

Dodaチャレンジの口コミから見るネガティブな評価

私は登録が出来ないため実際に活用している方の口コミを多かったものからピックアップしてまとめていきます。

またネガティブな意見に関しては私の経験から補足も伝えていきますので参考にしてください。

登録したけど、紹介してくれない

口コミを見ていると一番多い意見がこれでした。

Dodaチャレンジとしても採用を決めないと収益が入らないため紹介したいはずです。
ではなぜ紹介してもらえないでしょうか。

大きな理由は4つと考えられます。

紹介してもらえない4つの理由
  • 通勤圏内に紹介できる求人がない
  • 社会経験が少ない
  • 希望職種がdodaチャレンジの特色に合っていない
  • 転職の準備が出来ていない

通勤圏内に紹介できる求人がない

Dodaチャレンジに限らず転職エージェントは地方の求人は少ないです。そのため住んでいる地域によっては紹介できないことがあります。

疲れたサラリーマンのイラスト

社会経験が少ない

転職のエージェントなのである程度の社会経験がある方を企業側が求めていることがあります。新卒や第二新卒は対象にならないことがあります。

希望職種がdodaチャレンジの特色に合っていない

各エージェントによって得意な職種があります。dodaチャレンジは事務職やIT系の職種が得意です。希望の職種が上記のものではない場合は求人自体がない可能性もあります。

コンピューターを使いこなす子供のイラスト(男の子)

転職の準備が出来ていない

失敗をしない転職をするためには障がいについて企業に理解をしてもらう必要があります。しかしそのためには自分が説明できないことには企業にも理解はしてもらえません。アドバイザーはあくまで職業紹介をする機関なので特性などの整理まではできませんので事前に説明できるようにしておく必要がります。

ほかにも生活を整えることなど就職の準備が出来ていないと判断されてしまえば紹介は難しいかもしれません。

そのため模擬面接のつもりでアドバイザーとの面談に臨むと良いでしょう。

こうした準備を整えるサービスは就労移行支援事業所や就業・生活支援センターなどがありますので、検討してみても良いでしょう。

就職サポートをしてくれるサービスの詳細はこちらから↓↓

精神障がいの紹介をしてくれない

次に多かった口コミが精神障がいの方に紹介してくれないでした。
この件に関してはdodaチャレンジ以外でも見られる口コミです。

この理由は企業が精神障がいをお持ちの方に対しての受け入れ態勢が出来ていないことが原因です。

目に見えない障がいであるため会社の知識が不足しており雇用に踏み出せない企業がとても多いです。近年では少しずつ求人も増えているため諦めずに問い合わせてみましょう。

Dodaチャレンジの口コミから見るポジティブな評価

次はポジティブな意見もまとめてみました。

ポジティブな評価
  • 担当者がとても親切に対応してもらえた。
  • 実際にDodaチャレンジから就職出来てとても満足した。
  • 希望求人のいい点と悪い点の両方を教えてもらえたのでしっかり検討してから応募することが出来た。

担当者あたりはずれがあるのが常ですが、口コミを見ている限りでは親切に対応していくれる担当者は多い印象でした。

Dodaチャレンジのおすすめの方

ここまでの内容を踏まえて利用をおすすめの方は

利用のおすすめの方
  • 転職エージェントをまだ登録したことがない方
  • 首都圏やその他の地方都市で就職活動をしたい方
  • IT系や事務系の職種で探している方
  • ハイキャリアの求人を狙っている方

Dodaチャレンジは転職エージェントの王道と言っても良いくらいの大手です。転職エージェントを活用しようと思う方はまずは登録して間違いはないです。
また首都圏はどのエージェントでも求人は多いですが、地方都市の求人はトップレベルで多いです。
特に上記に当てはまる方はぜひ活用することをおススメします。

利用の流れ

利用から内定までの流れについてまとめていきます。

登録WEBから会員登録をすることになります。

この時には障がい者手帳の内容の記入が必要となりますので準備をしておきましょう。
障がい者手帳を申請中の場合でも登録は可能です

面談

キャリアアドバイザーとの面談をします。
この面談ではご自身の身体の状態や、希望条件などを聞きながら専門的な知識を持っているアドバイザーが就職活動における悩みへのアドバイスや就職活動の方向性を整理してくれます。

面談は予約制になっていてweb登録後に日程調整をします。

さらに対面だけでなく、電話、チャット、テレビ電話などでの対応もしているため、地方で事務所に行けない方やいきなり会うことに抵抗がある方でも利用しやすくなっています。

求人紹介

面談で話した内容をもとにアドバイザーからおすすめの求人をメールで紹介してもらえます。
この時には非公開求人の情報ももらえるため、じっくり選ぶことが出来ます。

また求人の紹介だけでなく、就職活動に関するセミナーや合同面接会などの情報も提供してもらえます。

選考、面接

興味がある企業があればアドバイザーに伝え履歴書、職務経歴書の準備をして郵送します。
面接の日程の調整などはアドバイザーが行ってくれますので、面接の準備に専念することが出来ます。

さらに希望があれば履歴書や職務経歴書の添削や面接の練習もしてもらえるためより成功に近づきます。

通常であれば書類などで採否の通知が来ても不採用の場合、何がダメだったのか振り返りはできません。しかしdodaチャレンジでは面接後に企業からの評価を確認してもらえるので、次回の面接に生かすことが出来ます。

内定、入社

採用が決まった後の入社日の調整や給与などの条件面に関してもアドバイザーが交渉してくれるため自分では言いづらいことでも相談が出来ます。
また入社後も1~3か月は就労状況の確認の連絡をしてくれますので、入社後の困り事も会社と交渉してもらえます。

以上のような流れで進めていくので就職活動を一貫してサポートしてくれます。

まとめ

まとめ
  • Dodaチャレンジは転職エージェントの王道で求人数や採用率はトップクラス。
  • Doraチャレンジの強みは下記の3つ
    • パーソルグループの求人数の豊富さ
    • 圧倒的な就職活動に対してのノウハウ
    • 障がいに対する知識の豊富さ
  • 求人を紹介してもらえないときは原因を見極める
  • 結論:dodaチャレンジは登録して必ず損はない。



障がい者雇用の求人は一般の求人よりも圧倒的に少ないです。さらにハローワークだけだと圧倒的に求人は少なくなります。

しかしこうした転職エージェントを活用することでより希望の転職に近づけます。
上手に活用して希望の転職を目指しましょう。

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